Happy Growth Magazine
4月 20

空が目指す空が目指すダイナミック化とは?ビジネスもプロダクトも中の人が語る空の会社説明会

こんにちは!空コミュニティマネージャーのはるです。

スケールへ向けて発信強化中!ということで、久しぶりに空の会社説明会を開催しました。
ピボットを経験し「第二の創業期」の空は誰に、どんなサービスを提供しているのか?最近の空の取り組みを、イベントの様子と合わせてお届けします。

今回は、スタートアップのPM、フリーのエンジニア、大手企業のDX担当などさまざまなバックグラウンドを持った8名の方に参加いただきました!最初はオンライン特有の緊張感がありましたが、1人ずつ自己紹介をするうちにすぐに打ち解けた雰囲気に。

今回は「ダイナミックプライシングの未来について空がどう考えているのか知りたい!」という声ことが多いと分かったところで、空チームから最近の事業やプロダクト、ダイナミックプライシグ市場の盛り上がりについて話し合いました。

 

目次
1. 目指している世界
2. 空は、誰に何を提供しているのか
3. 加速するダイナミックプライシング市場
4. Q&A
5. 参加者の声

1. 目指している世界

「世界中の価格を最適化し、売り手も買い手も嬉しい世界を作る」というミッションの元、プライシングと向き合い始めて5年。様々な業界のクライアントや刻々と変わる社会情勢と向き合う中で、「価格」の影響力のポテンシャルと、それによる社会的転回の可能性を見出しました。

私たちが目指すのは価格だけでなく、社会全体をダイナミックに最適化すること。
スマート&スムースな生活の実現のために、人や企業の行動をポジティブに変えていくことに取り組んでいます。


2. 空は、誰に何を提供しているのか

現在の主な顧客はコングロマリットなどの大企業。空が提供するMagicPrice(ツール)の効果を最大化し、内部から本質的なダイナミック変革を起こすために、価格戦略策定から日々のオペレーション変革まで幅広くクライアント企業の支援しています。

その中心にあるのがMagicPrice(ツール)。状況、顧客、稼働率、在庫数、などを組み合わせて作ったルールをベースに、刻々と変わる市場状況に応じて価格変動を自動化せる、ダイナミックプライシング運用SaaSです。空が目指しているのは、クライアント企業がデータを用いたオペレーションをノーコードで実現できるようになること。

また、MagicPriceというソフトウェアを業界横断的に複数企業が使うことでプライシングに関する集合知を形成し、クライアントに対してより質の高い提案が可能になるという循環が生まれます。データサイエンティストが更に重要になるのもここです。

 

3. 注目が集まるダイナミックプライシング

業界としては追い風。コロナ禍の影響もあり、企業は規模の成長から単位あたりの収益性を上げる方向にシフトしている。鉄道、テーマパーク、タクシーのような業界を筆頭に、柔軟な価格戦略を取ろうとする企業が増えてきている。

「10年かかると思ってたことが1-2年で起こっている。」とCEOの松村は言い、まさに今立ち上がろうとしている市場に挑む期待感を語りました。

 

4. Q&A

ミートアップ中に参加者の方からいただいた質問をいくつか紹介します。

質問① 今後プロダクトはカスタマイズ可能なものになっていくのでしょうか?

松村:はい。ホテル向けのプロダクトはカスタマイズできないものでしたが、今取り組んでいるプロダクトは多他業界で使われることを前提に作るのと、プライシングの特性上、ユーザーが主体的に使いこなすためのツールを目指すべきだと考えてます。クライアント企業のプライシングをホワイトボックス化するツールとも言えるでしょう。

森脇:カスタマイズ性について少し補足をします。「この企業の場合は〜」というような個別処理は極力排除し、ケースを抽象化した上でON/OFFで設定の変更をするイメージです。

松村:最終的にはクライアントが完全にセルフサーブできるプライシングツールを目指しています!それに向け、今はイノベーター企業さまたちと一緒に開発を進めています。

 

質問② ダイナミックプライシングで今後注目の業界は?

松村:物流と小売EC領域では特に関心を持っている人が増えているという印象です。まだスマッシュ事例は出ていませんが、注目業界でしょう。将来的には行政、医療、エネルギー業界も絡めたいですが、もう少し先の話になりそうです。

 

5. 参加者の声

オンライン+初対面だったにも関わらず、カジュアルな雰囲気でダイナミックプライシング市場やプロダクトの話を掘り下げ、90分で時間ギリギリで終了。

参加してくださった方からはこんなコメントをいただきました(同じくダイナミックプライシングを導入しているakippaチームの方でしたね!):

 

最後に、空メンバーよりメッセージです。

久しぶりのミートアップで盛り上がり、ついつい話し込んでしまいました。多様な背景や課題意識を持った皆さんとのトークは私たちにも大きな学びになっています。こちらからも刺激的なビジョンや解決策のお話ができるように今後も頑張って企画していきます!(CEO松村)

開発チームの体制のお話をしたり、みなさんが共通に抱えている課題で盛り上がったりと楽しい時間になりました。次回もう少し掘り下げたお話ができることを心待ちにしています :)(テックリード 森脇)

ご参加いただいたみなさま、楽しい時間をどうもありがとうございました!

ニュースレターに登録しませんか?
プライシング市場関連ニュースや空からのお知らせをまとめてお届けするニュースレターを配信しています。ぜひこちらからご登録ください!

SORAからのお知らせを受け取る